今日は伊勢の国、伊勢神宮にちなんだ
神と仏のお話・・・
神を信仰する日本に仏教がやってきて
もっとも早く神仏習合をして
もっとも早く神と仏が離れていったのも
伊勢神宮 ってご存じでしたか?
神様をサポートするかたちのお寺「神宮寺」が
神仏習合の象徴とされていました。
伊勢大神宮寺
もその象徴のひとつ
伊勢神宮から微妙な距離をとって
建てられていたそうな・・・
どちらかというと、熊野古道に沿ったあたり
だと言われています。
微妙な距離感
伊勢神宮が太陽を象徴するなら
月は伊勢大神宮寺のような距離感。
「神仏習合」
神道と仏教は別々のものではなく
仏教は日本の信仰、神様をお祀りする仕方の新しい方法
1つのアプローチが「仏教のお経」として考えられていた。
なぜに離れていったの?
諸説あるそうですが
大荒らしがおきた時、天照大御神の弟神「ツクヨミ神」が
お怒りになったのではないか、、、、
そのため別宮の「月讀宮」が建てられ
後々、寺院は離されたようです。
が、隔離されたとはいえ
伊勢神宮の鬼門を守る、朝熊山金剛證寺は
今でも、神仏習合のお寺ではないかと思います。
わたしたち日本人は手を合わせること
何かわからないけれど、何かをかんじ祈ることで
救われ、自分を知ることができる。
それを理屈じゃなく、感覚でわかっているのが
宝なのかもしれませんね。
先日テレビをみて、改めてシェアーをしたくなりました。